のりちり

ルージュの手紙ののりちりのレビュー・感想・評価

ルージュの手紙(2017年製作の映画)
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写真だけで見ると友達みたいだけれど、過去に母子だったことがある2人。
主人公は助産婦、師、ではないところにこだわりがある。
昔、父が一緒になったことのある女性がカトリーヌ・ドヌーブ。
ある日、突然、どこかに行ってしまい、父は自殺。
どこかにいってしまったはずの母だったことのある人が、脳腫瘍ができて頼る人がなくて、主人公を頼ったのだ。
遊ぶだけ遊んで、好きなことばかりしてきたキリギリスのような女性。
父は一生懸命尽くしたけれど、いなくなって音信不通で30年。

そばにいてと言われてもね~

だが、可愛いところもあったり、強気になったりと、子供みたいなところもあり、主人公も面倒見て大丈夫かな?と思いつつも同居。
パリも、郊外に行くと、主人公が住むこういうのんびりしたところがあるのを知った。
よく見るのはパリのど真ん中なんだ。

結局、母だった人は出て行った。
死んだのか、どうなのか。
キスがうまいと言われて送られたきた口紅のついた唇だけついた手紙。
彼女のありがとうの意味だろうか。

フランスも昔からの産院ってなくなっていくのかな?
どうなんだろ?

カトリーヌ・ドヌーブは映画に出る時、必ず、ヒールのある靴を履いて、化粧をする。
今回も同じ。
手術の後も、化粧していた。
ここだけは彼女の譲れないところなんだと思った。
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