ルージュの手紙の作品情報・感想・評価・動画配信

「ルージュの手紙」に投稿された感想・評価

mi

miの感想・評価

3.1
カトリーヌドヌーヴ、カトリーヌフロ主演。
血の繋がらない母と娘。とある出来事がきっかけで2人は絶縁状態へ。
しかし母の突然の連絡から、娘の生き方が少しずつ変わり始める・・・。
ありがちなストーリーだが、Wカトリーヌの演技が絶妙で、特別大きな事件があるわけではないのだけれど、飽きる事もなくあっという間の120分だった。
奇しくもドヌーヴは、彼女が演じた母と同じ脳の病気でこの冬倒れた。現在はどうか回復に向かっていて欲しいと願うばかり。いやぁラストのシーン...良かったなぁ。
そっか、それでこのタイトルなのねと納得。人によってはそれを批判しているタイトルですが、私にはしっくりきました。

第三者から見れば面白いけど、私の母があの母なら、無理だ〜(笑)
桃子

桃子の感想・評価

4.0
「ふたりのカトリーヌ」

カトリーヌ・フロは「大統領の料理人」を映画館に見に行ったことがあった。それ以来かも。私とほぼ同じ年頃の女優さんである。美人さんではないけれど、雰囲気があって素敵だ。どんな役もこなしてしまう感がある。
カトリーヌ・ドヌーヴは昔から大好きな女優さん。もう74歳なのか!髪の毛がふさふさとしっかりあるのが羨ましくてたまらない。ちゃんとメンテしているかららしいのだけれど、なかなか真似できないのが口惜しい。
ストーリーとしてはあるあるである。のっぴきならない事情で気に食わないやつとやっていかなくてはならなくなり、いやいやながらも付き合ううちに情が湧いてきて… というパターン。でも、そのあるあるのありがちなシチュエーションが気にならなくなるほどお洒落に演出されている。さすがフランス映画だなあと思ってしまう私は、やっぱりフランス映画オタク?
主人公を医療従事者にしたところがポイントなんだろうなあ。医者や看護師ではなく、助産師という立ち位置が絶妙だ。出産のシーンが何度も出てくる。私も自然分娩だったから身につまされるのよ。ほんっとに陣痛は痛いんだから。もっとも、あの痛さはもうほとんど覚えていないんだけど…
かなり切ないストーリーである。でも、その切なさが心地よい。カトリーヌ・フロはこの映画にぴったりだ。キャスティングは大成功している。もちろん、ドヌーヴも!
鑑賞記録

カトリーヌ・ドヌーブが綺麗。
ありがちな話しのようだけど観入ってしまった。
fontaine

fontaineの感想・評価

3.7
カトリーヌ・ドヌーヴが未だにこんなに美しいことに感激してる間に終わった。ま、でもいい話しだった。
原題は『助産婦』、邦題は『ルージュの手紙』

これは邦題の勝ち。

観た人には分かる素敵な邦題です。

息子のシモンがイケメン。
おじいちゃんとそっくりなのをあの演出で見せるのはフランス映画っぽくて好き。
まさかの演出だった。
水泳をやってるところがまたおじいちゃんとの繋がりを感じる。

“世界も男も変わる”ってセリフ好きよ。

その逆も言える。
“世界も女も変わる”からね。

母と娘ー。
正反対な性格でライフスタイルもまったく違う、そんなふたりを繋いでいたのはひとりの男。
母にとっては唯一愛した男で、娘にとってはたったひとりの父親。

世界が変わっても母と娘であることは変わらないんだ。

生き生きとした母娘の顔が印象的。

“そのダサいコート”っていきなり言えちゃうのも悪くない。

やっぱりこの邦題素敵だな。

53/2020
Pam

Pamの感想・評価

4.2
本当はこういうメロドラマが大好きなあたし。

それにしてもなに?このルージュの手紙??はぁ?

中高年を狙ったネーミングとしか思えない?なんですか?松任谷由実ですかこれ?は?これってやっぱり言葉遊びだと思うのよ。

Sage Femme

(助産師、もしくはそのままの翻訳では賢い女)

それがなんでルージュの手紙なん?そこだけでちょっと怒ってるんだけど。

設定といい、キャラと言いとてもドヌーブ様らしい。やんちゃドヌーブのは美貌はあるもののアルコールと賭け中毒で落ちぶれている。住む家もない。病気も併発。空白の30年間連絡さえしてこなかった昔の愛人の子に電話をして交流がはじまる。そしてその子は人生を堅実に助産師として働き、シングルマザーで育てた息子も医師を諦めSage femmeとして同じ道をすすむまぁ話としては普通なんですが、いろいろと2時間ドラマ的にほろっとする。

だからこの映画のタイトルがどうしても「女」ってつかなきゃいけないのよ。何がルージュの手紙よ?バカにしちゃいけない。

というかこういうドヌーブがお姫様役を捨て、気のいいおばちゃん役の定番になってから一番似合ってる少作品の一つではないかと思う。

私はこのファッションもこの雰囲気も好き。助産師を賢い女という言い方にすべてが込められている。賢い女でもあり楽しい女でもあり女はいろいろな面をもっている。

フロが徐々に笑顔になっていくのが良い。
久々に再開した継母に振り回されるなんて憂鬱過ぎる…心を通わせて"父があなたのキスが好きだった"にウルッとくるとは自分にびっくり
登場からポールが胡散臭く山奥に連れられ目を閉じて! なんて私なら薄目を開けてしまう自信あり…
atsu

atsuの感想・評価

3.5
ワインと煙草、愛に生きる気高さよ
これぞフランス女の生き様

そして、カトリーヌドヌーヴの現役感!
Yukiko

Yukikoの感想・評価

3.9
2020年2月22日
『ルージュの手紙』  2017年制作
監督、マルタン・プロヴォ。

パリ郊外。
クレール(カトリーヌ・フロ)は助産婦として働く
真面目な女性。
大学生の息子が一人いる。夫はいない。
ある日、30年間疎遠だった血の繋がらない継母
ベアトリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)から電話がある。
「今すぐ会いたい」と。
しかし、ベアトリスはクレールの父を捨て、その為に
父は自殺した過去があるので、クレールはベアトリスを
許せないでいた。
それでも会ってみると、ベアトリスは余命短い癌の病気
に侵されていた。


主人公が助産婦ということで、出産シーンが計3回あった。
それはそれはリアルで、本当の出産シーンを撮影している
ようだった。
でも、それにしては赤ちゃんが少し大きいか。

菜園がいいね❤
野菜や花に囲まれて、ベアトリスは天国だって言ってた。

カトリーヌ・ドヌーヴさんは今年で76歳。
年齢を感じさせない見事な金髪だ。綺麗だ!!

ラストの近代的な病院の助産師さんの数が100人と
言うのには驚いた。
年間4000人の出産を目指していると。
クレールはキチンとお断りの挨拶もせず、黙って
いなくなった……。

エンドロールの前のラストのシーンはいいですねぇ。
言葉ではなく、情景や表情で語るこのシーン。
醸し出す雰囲気で、伝わってくるものがある。

ラストにルージュの手紙が……ぶちゅ💋

このレビューはネタバレを含みます

堅実な娘と奔放な継母、対極的な二人だけど、どちらも自分をしっかり持っている芯の通った感じがフランスの女性らしい。私はこれが好き、これが正しいと思う、と迷いがないところがカッコいい。

質素な娘と派手好きな継母で、どちらもそこそこ貧乏な設定。特に娘は高価なものを身につけてはいないけど、なんかおしゃれ。さすがフランス女性。

最後の舟のくだり。舟が微妙に沈んでて、明らかに舟底には何か重いものが…。やっぱりあれ…継母が「死んだらセーヌ川に流して」って言ってた…。
美しいと言えば美しい結末なんだろうけど、現実的に考えると少し怖いというか、迷惑?
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