「急ぐなら１人で行け 遠くへ行くなら仲間と行け」◎
ある日突然視力の95%を失った青年が夢を追いかけるお話です
スリランカ人の父とドイツ人の母と妹と暮らす青年サリアが主人公です
サリアの夢はホテルマンになること！しかし、突然彼を襲った極度の弱視に学業にも就職にも支障が出ます
それでも夢に向かって彼は挑戦し続けます
母と妹に始まり同級生に先生と多くの人が彼の情熱に突き動かされます
さて、彼の無謀とも思える挑戦は成功するのでしょうか…それは観てのお楽しみ😀
オープニングでサリアが語る「幸福への道はない 道が幸福なのだ」というブッダの言葉が印象的です
彼はシンハラ人の血を引いているので仏教徒または仏教に馴染みがあるということだと思います
スリアの家系は「スリランカの没落貴族」という件も会話にありました
スリアは夢に向かう途中あらゆる人に出会います
その出会いが彼を救い、時には傷つけ、彼はそのことで成長して行きます
温かい作品です💕鑑賞後スッキリして穏やかな笑顔になるような素敵な映画でした😊
