文句なしの☆5です。
先天性の病気で5%しか目が見えていない主人公のサリーは「五つ星ホテルで働きたい」という夢を叶えるために、視覚障害を隠して見習いを始めるわけだけど、その努力の仕方が尋常ではないです。頑張り屋さんです。
次々と課題をクリアしていくサリーであったが、それは彼の努力だけで成し得たものではなく、彼の周りの人のお陰でもあって、きっとサリーの人柄がそうさせたんだと思う。
そして何より一番助けてくれたのはマックス。マックスの遅刻をサリーがフォローしてくれたことで二人の友情は始まる。ところがマックス。ちょっと女にだらしがない。「こいつ大丈夫か…？」と思いきや･･････彼は最後までいいヤツでした。
色んなものを背負って頑張りすぎるといつしか心が壊れる。そのへんの見せ方もリアルでうまいなと思いました。
コロナのせいで荒んでしまった心が浄化されていくような素敵な映画でした。
