ゆき

ソウルメイト/七月と安生のゆきのレビュー・感想・評価

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)
4.0
适合的人

相手の影を踏めば、一生離れない。
哀の表情が美しい人にはつい魅入ってしまう。
親の期待通りに生きる七月と自由を求める安生。対局の境遇にありながら、なぜか共鳴しあう二人の物語。
13歳で出会っい、互いに感化され憧れながら人生の選択を繰り返す。
抗いきれない本音からの言動もあって、生々しさが憎い。
女の人生は苦渋の連続だと言い切る七月の母は「住从一个家到另外个家。」と言う。安生に対しては「只是运气不太好。」だとも。
諦めた時点で運命は変らないだろうし、二人の人生観を見事に生かした展開に完全に心を掴まれてしまった。
ピアノの静かな旋律が似合う、繊細な半生記でした。
×××
幼馴染の女性2人の半生を描いた小説がネットで話題になっている。しかしその作者である七月(チーユエ)は所在不明。小説の登場人物である安生(アンシェン)はある秘密を抱えている。
ゆき

ゆき