このレビューはネタバレを含みます
誰にオススメされたのか、されてないのかも忘れちゃったけど、何故か早くみたいという気持ちがあり、やっと観れた。
七月と安生、この2人の人生があまりにも対極にありすぎて、大人になっていくにつれてそう上手くいかないことも出てきて、物語の終わりがあまりにも辛すぎて、胸が苦しくなった。
でも、この物語を小説として残したことで、七月と安生の心が少しでも救われるんじゃないか、そんな気がしました。
この映画を言葉にするのは難しいけど、喧嘩やぶつかり合いが出来る親友の存在は大事にしなきゃいけないと思うし、なにより、そういう存在がいることは幸せだということを忘れてはいけないね。
失ってから気づくことがないように、日々の当たり前をもっと噛み締めて行かなければと思いました。
『少年の君』と同じ監督さんの作品ということもあってとても見応えあったし、主演の周冬雨の演技が相変わらず上手で惹き込まれました。