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ソウルメイト/七月と安生のryoのレビュー・感想・評価

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)
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記録し忘れていた作品
最近リメイクが話題になっていたので
お気に入りのこちらをまず再鑑賞しました

あの時間でしか感じられない透明感とざらりとした重たい息苦しさ
彼女たちの恋愛、友情、夢、居場所を
とおした生き様に惹き込まれる良作
この生き様とストーリー展開が癖になりました

正反対な幼なじみ
お互いが大切で大好きで
しかし、自分にないものを持っている
自分が欲しているものを手に入れる相手に
劣等感を抱きながら悩み、傷付き
そして彼女を傷付けてしまう
近くにいる親しい存在だからこそ抱くこの劣等感に覚えがあり、見ていて苦しいです

陰と陽、太陽と月
互いに無い部分を補うように引き寄せられる二人は鏡合わせのようで
まさに“ソウルメイト”にピッタリでした
最新作の脚本も楽しみです
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