『少年の君』で一躍世界から注目を浴びたデレク・ツァン🇭🇰の単独監督デビュー作。
「25歳を過ぎたら自由は不安定に変わる。」
自由か安定か。真逆の生き方を辿る中学以来の"ソウルメイト"🐿️が、1人の男性を巡って出会いと別れを繰り返す、涙涙のロマンシス愛憎劇。
なんだかなぁ。決して出来の悪い作品だとは思わないのだが、少なくとも自分の好みではなかった。ティーン向けネット小説(知らんけど!)の域を出ないようなリアリティに欠ける劇的な展開も、『少年の君』の後半にも見られた青春ドラマチック演出も、安っぽく感じてしまった。終盤の二転三転するツイストに関しても、"小説家映画"として理解できないものではなかったが、表層的なものに留まっている印象で、意外性はあったが感動はなかった。
結論、デレク・ツァン監督はちょっと苦手かも、、、。
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