いずぼぺ

ファースト・マンのいずぼぺのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
4.1
チャゼル監督が宇宙もの!?なんて思ったけど納得。
これまでどおり取り憑かれ、追い込み追い込まれた僅かな人間だけが見ることができる限界の扉を開けた人間を描いている。
静寂と音楽と轟音。
遮るもののない光と無限の闇。
カラバッジオの絵を思い出した。
完全なる救いなどないのだ。救いは常に一条の光として現れる。すがるのか見つめるだけなのか、目を瞑るのか。選択するのは自分しかいない。

ライアン・ゴズリングの頷きが好きです。