コマミー

ロスト・マネー 偽りの報酬のコマミーのレビュー・感想・評価

2.0
【落とし前】

[気まぐれ映画レビューNo.22]

※今週公開の「ハリエット」の"シンシア・エリボ"繋がりで鑑賞しました。


「それでも夜は明ける」の"スティーブ・マックイーン"監督が、本格的な"娯楽作"として製作された作品だ。
物語のだいたいのあらすじとしては、ある"強盗団"が、銀行強盗に失敗し、"警察に囲まれ、銃殺された。その強盗団の"妻たち"は、夫たちの"やり残した仕事"を完遂するために、"綿密な計画"を練り始める…という物語。

監督の前作に比べたら、驚くほどに"一般向け"の物語である。「ハンガー」や「シェイム」で観客に衝撃を与えていた頃の面影が無い。
そして驚くほどに誰にも共感出来ない。

様々なアメリカの社会問題が入り交じった本作は、かなり複雑な設定のせいで、物語が頭に入ってこない作品になってしまい、とても残念でした。
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