特売小説

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめの特売小説のレビュー・感想・評価

-
血縁関係の縛りこそ唾棄すべきものと考えておりますが故に。

その縛りを言い訳にして優柔不断で自己中心的な自らを許してしまう甘ったれた彼氏に、寛容で思慮深い彼女が圧倒的に勝利する話、として親指の立つ内容で御座いましたね。

ここぞというタイミングに上手い事を言おうとして必ずぐだぐだになる不器用な父ちゃんと、愛する娘を泣かせた相手として最初は彼氏を拒絶しつつも認めるべきは認めて受け容れる柔軟な母ちゃんの、おしどり具合にもほっこり致しましたよね。
特売小説

特売小説