ひまゴン

勝手にふるえてろのひまゴンのネタバレレビュー・内容・結末

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

綿矢りさの映画は以前にひらいてを観たが、それとは違う作風で面白かった。どちらかというとひらいての登場人物達の方が私と歳が近いし、ターゲット層もそのくらいの年代ぽいのですんなり入っては来たが、勝手にふるえてろは人間が子供→大人になる様を描写していて、共感とまでは行かないがこうして人は大人になっていくんだな、と思った。

恋愛感情を野蛮なものとして、それを安易に好きな人に向けない自分に酔ってる拗らせ喪女(脳内恋愛10年選手)のヨシカが、最後には現実の所謂冴えない男を選ぶという展開が、大人になるということなのかと私は感じた。二が生理的に無理なタイプの人間すぎて、私もヨシカ寄りの人間なのでヨシカが最初からサシ飲みに行ったりするのはよく分からなかったが、統合失調症というか孤独に生きてるヨシカとしては妥当な判断なのかな…と終盤で思った。節々の喋り方とか行動に共感性羞恥心を抱いてしまいしんどかった
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