原作は読んだもののほとんど記憶にない中、絶賛の声をやたら目にするので、これは観ておかないと！と足を運んだ。
うん、わかる。わかるんだけど、最近、二的な人から毎日来るメールに蕁麻疹を発症したばかりで、とても好きにはなれなかったよね…と書いてる今もぶり返してきた。
という個人的な事情は置いておいて。
こういう、心の中はすごく面白いけど世間的にはイケてない人物って、小説に比べて映像作品で表現するのが難しくて、モノローグや日記形式、最近だとSNSを使って心の声を表現することが多いように思うけど、本作での工夫は、一回「キャラと行動が違うのでは？」と思った後で気づいただけに、なるほどと思わされた。
人それぞれ、過去や今の自分に比して刺さるところがあるだろうけど、私が一番ギャ！と思ったのは、くるみがやったこと。あれホントイヤなんだよな。まだ不確定な関係性の人に、自分がいないところで、友達が自分のことを話すのって。その良かれは良かれじゃない。
