劇場鑑賞こそ逃したものの
凄く楽しみにしてた作品。
全く売れてなかった頃から
『松岡茉優は来る！』
と周りに豪語してただけに
今回の初主演は感慨深い。
初恋の相手がずーっと忘れられない一途な女性の微々たる成長物語なんだけど、その切り口が斬新。
正直女性目線でのあるあるが敷き詰められていて、若干引いてしまうところもある。
妄想部分に水の音が流れてたりするのが、ちょっと『バニラスカイ』を彷彿とさせていて良かったり、処女故に下半身に力が入ってしまうメタファーなど演出のセンスが高評価に繋がってると思う。
それにプラスして松岡茉優の怪演が文句の付け所がなく素晴らしい！
基本的に映画ってハッピーエンドを望んでしまうので、二が一緒のエレベーターに乗ってきたりするくだりは『まじこいつウゼー』と唸ってしまう
最後の一言は自分に投げかけ、脱皮した事への文字通りこの物語の象徴。
