めっちゃよかった。めっちゃよかったなー。これはヨシカの物語で、あ、物語とか言ったら怒られるかな、この映画はヨシカで、私はヨシカみたいじゃないけど、ヨシカみたいにイチに恋してたし、泣いてたし、笑ってて、怒って、ニのことすきになった。めっちゃよかったなー。よかったね、ヨシカ。
イチが来てくれたとき、視野見のはじっこでコップを置いてくれたとき、めっちゃドキドキして。ヨシカが大切に大切にしていた思い出、イチも覚えててくれて、私も嬉しくて自然とニヤニヤしてて、「きみにだけ見て欲しかった」とかなんやねんそんなクサい台詞もええなクソド天然王子様〜〜！って。でも、イチがヨシカの名前覚えてないって分かって、苦しかったな。私も人の名前覚えるの苦手で、全然覚えられなくて、でも、好きになったひとの名前は全員スラスラ出てくるから。だから、二が名前を呼んでくれたの、うわあ〜〜ってなりました。
ヨシカが二に「違和感ない、自然でいられるから」って言ったとき、それだー。と思いました。最初私も二のことキモいな！って思ったけど、違和感がないって、すごくすごくすごく大切なことで。正面から向かってくるひとって、強い。「愛してはない」ってちゃんと言うところがだいすき。
赤い付箋が二のシャツの水分で湿っていくの、素敵すぎたなあ。最後の言い合うシーン、の二のセリフ、全部よかった。ヨシカみたいな女の子、救われたんじゃないのかな。
私、手が好きなんですけど、キスしながらヨシカの頭を撫でる二の手がすごく好き！幸せにな！ヨシカ！
