このレビューはネタバレを含みます
オススメされてたので観ました。
うーん、私的にはイマイチ……
というのも主人公のヨシカに全然共感できなかったところがダメだったかな……と
私自身、割とヨシカのような陰キャ側なんですけど、陰キャのくせに自分中心に世界が回りすぎてて、いやいや身の程弁えてくれよって感じで……(酷い)
ヨシカがイチを強引に詮索するのだって、ニがヨシカを詮索するのと何ら変わりないのにそれを怒り散らすって、どうしてそんなに自分が一番じゃないといけないの？
過干渉になりたい自分と過干渉されたくない自分がいて、でもそんなの無理だよ、ヨシカはお姫様じゃないし、自分を出さないと誰にも愛して貰えないんだから……
そういうことを表現したかったのならこの映画は成功だけども、あーあーいるんだよな〜こういう拗らせプリンセス……
「何をやっても生きづらい世の中」なのではなく、「貴方自身の努力不足で生きづらい」だけやないか、と思ってしまったんだよな
最後結局1ミリも反省してなかったし、なので私的には「勝手にふるえてろ」はヨシカに贈る言葉です
とはいえやはり松岡茉優、演技は破天荒で歌もめっちゃ良かった。歌が上手いとかそういうことじゃなくて、あの突如入る歌のシーンがきちんと成立しているところが流石だなと……
小説はもっとポエティックでハジけも抑えめに面白いみたいです、小説のほうが共感できたかもしれない
