レディ・マクベスのみちゃまるのネタバレレビュー・内容・結末

裕福な商家へ嫁いだ17歳のキャサリン。しかし夫はキャサリンに興味も持たず、自宅に閉じ込められる日々。ある日、キャサリンは使用人と不貞を働いてしまう…。

エリザベート1878でも印象的だったコルセット。この時代の女性はコルセットをぎちぎちに締め上げて、自分の存在自体も抑圧されていますね。お金や身分では得られない、自由という幸せが彼女達にはない。
キャサリンも外出を制限され、跡取りを産めと言われているのに夫に興味も持たれず。使用人と身体の関係になったことで、自分の存在意義湯見出したんでしょう。
その1件からのキャサリンは前半とは別人のように、自分の欲望に忠実になる。邪魔になる者は全て葬り、嘘をついて無実の人に罪をなすりつける。
己の目的のためには手段を選ばないキャサリンに恐怖も感じるが、自由を得た彼女の考える幸せの形なんだろう。