あなたは、身近な人を幸せに出来ていますか?
大事な人を笑顔にしていますか?
そんな事を優しく問われている様な…
さりげない愛に溢れた映画
神奈川県大浦(実際は御前崎)海岸沿いに建つ「メゾン・ド・ヒミコ」
海に面したウッドデッキを有す非日常感漂う洋館は
東京銀座の老舗バー「卑弥呼」で名を馳せたママ(田中泯)が、ゲイ仲間とひっそり暮らす老人ホームだった
ヒミコの求心力で集まった、個性的で魅力溢れる面々
そこへ、ある日、ヒミコの昔別れた娘、沙織(柴咲コウ)がアルバイトに訪れる
ヒミコの若い恋人・春彦(オダギリジョー)に、余命幾ばくも無い父親の傍に居て欲しいと頼まれ
日給3万円につられ、嫌々アルバイトを承諾した沙織
複雑な事情を抱えながらも
明るく寄り添って暮らす入居者と触れあう中で
少しずつヒミコを恨む沙織の心境に変化が訪れる
ーこのお話の肝は、沢山あるんだと思うー
父親をなじる娘にかけたヒミコの言葉
「しごく全うな結論だと思うわ、、、」に集約される父の思い
そして
春彦(オダギリジョー)と沙織(柴咲コウ)の微妙な関係
ラストの沙織の顔をみてると、なぜが涙が溢れてくるから、不思議
入居者ひとりひとりのストーリーも想像力が働いて、ほのぼの
(ルビーは最高に可愛らしい)
さりげない肝がまだまだ沢山あるのだけれど、私にはムリだわ。表現できない。
でも、何か大事なことを教えてくれますよ、きっと
映画の終わりには、「メゾン・ド・ヒミコ」に行ってみたくなりました。
今もまだ、あるそうですよ
良かったら、ぜひ観てくださいね