個人的に、この作品は「スポットライト」
みたいな記者達のストーリーというより、"新聞社を経営する1人の女性"のストーリーっていう感じだった。もちろん、報道と国家との対立も大きなテーマなんだけども。
というのも、メリル・ストリープの描かれ方の変化が印象的で本当に良かったから。
不幸なきっかけで会社の代表者となった彼女だけど、前半部分では、対等に扱われていない不遇な立場が強く表されてたかな。個人的には、そこが少し退屈だったけど、事が動き出してからは引き込まれた。
判決が下された後の判事の言葉には、なんか無性に感動したかな笑
終盤もウォーターゲート事件に繋がる工夫がされていて良かった。こういう作品をもっと観たい。