バニラ

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語のバニラのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

事件をきっかけに繰り広げられる運命に、翻弄されながらも奇跡へと導かれていく二つの家族を描くドラマ。
負の連鎖、運命の繋がりには無理矢理すぎる感じもありました。
ストーリーは第5章で構成となり時間軸が前後し、登場人物がわかりにくい面もあります。
家事やトイレで離れたら、巻き戻して見返しが必要。
愛する人が目の前でバスに跳ねられては、その後の人生トラウマも分かるが、カウンセラー中の自殺も衝撃だった。
バス運転手の不注意、声かけられる事は乗務中ならいつもの事ですよね。
事故のシーンや見えないものが見えるオカルトじゃないけど、心理描写でも怖さもあった。
ネタバレ。

足長おじさんにバンデラス、イメージ違ってたけど、いい役でした。
ハビエルがつらかった。
そしてロドリゴとディランの娘エレーナは作家となり、家族の歩みをまとめた自伝的作品「人生そのもの」を発表する結末。
人生は過酷だけど前へ進んで未来に続く物語を見せてねと、愛の物語でした。
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