アントニオ・バンデラス2本立て②
“腐臭漂う感動ポルノ”などと批評家からはボロクソに酷評されていた本作。
たしかにあまり批評家好みのタイプの作品ではないと思うし、ちょっとウェットが過ぎる瞬間もなくはなかったと思うけれど、私は甘っちょろいのか素直に感動してしまった←(※『しあわせの隠れ場所』然り最近やたらこういうあったか系の映画が染みる)。
もう少しドライなタッチだと私のドンズバだったのですが、大好きな『バベル』や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』を思わせるテーマ、あるゆる人の人生が交差しひとつに集約されていくようなテイストで好きな作品でした。