びいどろ

アネットのびいどろのネタバレレビュー・内容・結末

アネット(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【記録】

間違いなく息はとめていた。
激情の神話的舞台。オペラとはいかなるものかをカラックス視点でロックに映す。
子どもをパペットにしているのが効果的で面白い。注目すべき人物を邪魔せず、現実と幻想が混ざりあった独特の空気やマクヘンリーの狂気など、人間にはできない表情がそれらを際立たせていた。ラストにかけても効いてきた。
アネットが歌い始めるくらいまでの構成と映像表現、音楽があまりに素晴らしかったので、その後のありがちな展開や音楽のリフレインは少し残念だった。
アダム、クズ役のものしか見たことがない。そろそろめちゃいい人役やってるところも見てみたい(あったら教えてください)。
カラックス、能登演劇堂知ってるかな。
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