ほぼほぼ原作どおり。
さすがにあの頃の空気と岡崎京子の間をそっくりそのままってわけにはいかないけど、できる限り忠実に作ろうって気概は見えた。
そういえばケータイがない時代だったんだよね。
人と人のコミュニケーションの取り方ってものすごく変わったはずなんだけど、25年経ってまた回帰してきてるような気もする。
知らんけど。
あの映画オリジナルの個人インタビュー、なんでこんなんするかね?と、最初は疑問だった。
原作世代にはうざったく感じるけど、あの時代を今の感覚にに翻訳するために必要な演出なんだろうね。
観音崎くん当時から嫌いだったけど、今見るとさらに嫌いだった笑
田島カンナもルミちんも春菜も山田くんも吉川こずえも、それぞれに痛いしそれぞれに普通の人で、そういう人たちの暴走の描き方がとても90年代っぽいな〜と。
たださ、あの頃はあれで完結だったはずの何かが、通過点にすぎなかっかたことには気付かされたかな。
いなくなった人と、あの後にも生きたであろう彼らのことを、少しばかり考えてみたりはしたかも。オザケンもおっさんになったしね。
吉川こずえはヘルタースケルターで完全に水原希子のイメージついちゃってたので、個人的にはかなり違和感…
「ゲイだからってすぐセックスの話を持ち出すのは失礼」これはみんな心に留めてほしいです。