イギリス「メトロランド」の街で、自分の人生や結婚生活に悩み 過去の自分と向き合う青年の物語。

クリスチャン・ベイルが20代の頃なので 若い！！ そしてカッコいい！笑
前から顔の系統が似ていると思ってたが、トム・クルーズにそっくり過ぎる^^;

イギリス人の性格とか本質を描いた映画だと思った。
ベイル演じる主人公いわく、イギリス人は 他人の顔色や反応を伺う傾向があるらしく 本心はあまり出さないらしい。
イギリスから出たいと思ってたのも 自分に正直でありたいという思いと、イギリス人であることにコンプレックスを抱いていたからではないかなーと感じた。

鑑賞後は 自分の人生や生き方はこのままでいいのかって、問われたような感じでした。

ベッドシーン(不倫シーン)多め(･･;)
悪い意味で 自分に正直になってるなとも思った^^;

元は小説らしい。クリスチャン・ベイル、エミリー・ワトソン共演。
10年以上会ってなかった大親友トニーが突然現れ、それをきっかけに過去を思いだし、向き合い、あらためて今の生活と将来を考える、という話。

10年前は結婚もしたくなかった、子供ももちたくなかったクリスは今は家族持ち。
マンネリ化しながらもささやかに暮らしてたところに、起爆剤的親友(悪友！？)に会っちゃったら。

何かのスイッチってあるもんで、急に昔の彼女思い出すわ、パーティには行くわで、この夫婦はあの悪友がきっかけで破局しやしないか？と思いながら見てた。

あの時の選択はよかったのか、こうすべきだった、ああすべきだったと、そりゃ思い出したら芋づる的に考えちゃうもんだな。

でもそこまで考えて(考える羽目になって)、心新たに将来を見据えて腰を落ち着けることができたならば、今後は夫婦はより愛情をもって幸せに暮らしていくんだろうね。

メトロランドってロンドン北部郊外のことっぽい。若き日のパリの町との対比、そこでの生活も現在過去と対比して描かれていた。

クリスチャン・ベイルの数少ない恋愛ドラマの1つ。フランス語も話してるよ。

マンネリ化した夫婦関係が続く中、夫クリスの大親友であるトニーと再会。それをきっかけにクリスは過去を振り返り、人生を見つめ直す。
若気の至りを全力で発揮するクリスの姿は、学生である私と少し共通している部分があるので、大人になり、安定した職を持ち、現実を生きている様をみて冷静になってしまう。私もいずれこうなるか、トニーみたいになってしまうのかと。今の自分が、若気の至りで行動して、それがどんな結果であれ楽しいと感じる為、なんだか切なくなってしまう。この感情も、十年後には得られなくなってるのかと思うと、逆に面白い。
クリスチャン・ベールが好きな方にはオススメの一品。アメリカン・サイコと同じぐらいセックスシーンが見れます。