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背徳小説のGijoeGoのレビュー・感想・評価

背徳小説(1994年製作の映画)
4.0
カリギュラも凄かったがコチラはソフトポルノ的な内容でAVのながえプロのような義父寝取られモノ。
そんなエグくて脳破壊な内容なのにイタリアで撮ったらお洒落で美しい作品に。

主人公のアルパチーノを更にイケメンにした様な大学教授に生地の薄い透け透けの服しか着てない住み込みエロ看護師、別居中のこれまたどエロい妻との人間模様。

大学生の性にオープンな黒人女性と白人女性のカップルや性行為OKなヌーディストビーチ、レストランや映画館での他の客に覗かれながらのペッティングなどエロ関連の先進性がルネッサンス状態。

異性愛同性愛、SM、NTR、覗き行為と当時は背徳感バリバリの時代だろうに、さも当たり前のようであっけらかんと描く事で芸術性が見出せる。

合体よりもそれに至るまでのプロセスやチラ見せが猛烈に欲情をもよおす。
合体自体の時間は僅かでそこにこだわらないから作品として面白くもあり映像表現としてもっと見たい欲求が高まる。

女性の身体が美しいだけで無くライティングやセットの美しさの相乗効果で更に美しく見える。
ボカシがある事で猥褻度も幾分か和らいでるが無修正だと多少印象が変わるだろう。
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