このレビューはネタバレを含みます
過去を探しに行った筈が、だんだん自分探しの旅に変わっていくところが見事でした。海原(吉田鋼太郎)が駆けつけて来てロードムービーの味わいも出てきて物語に深みを与えています。
メインの3人は安定の演技でした。注目すべきは川栄李奈とDAIGOでしょ!AKB卒業生で一番活躍してるのが川栄李奈って言っても過言じゃないでしょ!?本作でも謎のメイドさんを実に魅力的に演じてました。そしてDAIGO!映画の中の扮装を見てDAIGOだと判りませんでした。俳優としてなかなかのポテンシャル発揮してました。
もう一人(?)良い演技してたのがフィアット・パンダ(初期型)ですね!天才ジウジアローがデザインした名車ですね!コイツの活躍無くして、桔平の謎は解決できなかった?
5年も一緒に暮らして…って思うけど、基本設定は実話!ってのが凄い。そんな設定の中で、由加利と桔平が暮らし始めるきっかけにリアリティないかなぁ…由加利は桔平のどこに惚れたんだろ?
アレは小説というより、由加利へのラブレター?二人の未来図だったんだよね?病気で倒れてしまったが、あの晩桔平は由加利が待つレストランへ向かうつもりだったんだよね?何も無ければ、二人の恋はどのように展開していったんだろうか?