とってもすきでした。
名前や物語やシーンや稽古や日常や音楽やセリフやその他もろもろがシームレス、なのになんでこんなにいろんな感情が積み重なって熱くなったのかわからない。
派手なことが頻繁に起こるわけでもないけれど一瞬たりとも目を離せない74分。
以前観た『私たちのハァハァ』は正直苦手で、こんなことしちゃダメでしょって怒りがふつふつとした。物語なのに。
音楽を信じているから、信じてる人たちを知っているから、怒った。
だからこの映画を観るのはちょっと躊躇ったのだけど、観ました。よかった。
なんでかな、演劇のこと信じてるのにな、信じてるからなあ。