同じ場所でどんどん日時が移り変わるシステム、舞台のほうがやりやすいだろうけど、映画で実行したことが新鮮。
現実の少年少女たち、脚本の中の少年少女たち、MOROHAのポエトリーリーディングの3つも同時進行するため、どれに共鳴できるかは観客によってバランスが様々だと思う。
自分の場合は脚本の中味だった。でも本番ではないため終始ふわふわ。
「アイス」は、はっきりとした目的に向かって未熟ながらもがんばれていたころの自分の遺物。でも冷凍だから今でも有効で、それを手にしてからの少女は息を吹き返したように活き活きと動き出す。
ロングカットで一気にみせた。
そして一番いいところで終わるのが、まるで夢。