クリスチャン・スレーター主演ともなれば完全にB級作品と思い、暇つぶし程度に鑑賞。
ところがこれが意外な掘り出し物で面白い。
物語は単純だがそこかしこに名作映画のセリフをもじったりしてきて、それが実に上手い具合に物語に溶け込んでいる。
「ティファニーで朝食を」から始まる数ある映画。
見ておけばより楽しめるのは間違いないし、その映画を見たくなるのだから嬉しい。
特に映画を絡めるティム・アレンのいちいちのツッコミも楽しい。
そうなったら映画は終わりだとか、きちんとオチをつけないとな等々。
最後もあの名画で締めるあたりはとても心地よい。
映画ファンなら満足すること請け合い。