さらしな

心と体とのさらしなのレビュー・感想・評価

心と体と(2017年製作の映画)
4.7
初ハンガリー映画。
発達障害の主人公マーリアと、左腕が不自由な中年男性エンドレの交流と恋の話。
マーリアとエンドレの夢の中の鹿や、屠殺される牛が、まるで人間のように撮影され、またマーリアの瞳には動物のような無垢さと怯え、緊張が常にある。
私はマーリアのように極端な障害があるわけではないが、職場の人に「人の立場に立って話ができない」「コミュ力が乏しい」「距離感がある」「堅苦しい」等指摘されたばかりで、あぁ、マーリアのように人からは見えていたのだなと納得。
淡々と日常が進むほの美しい映画大好きなので、色々と良き点連ねたいところですが、それ以外にも気になる点が多くて……。
素手で屠殺するのか、とか、時々出てくるハンガリー料理あまり美味しそうじゃないけど食べてみたいとか、ピカチュウのパチモン人形とか……。
私の好みだし、私に必要な映画だなという感想ですかね。
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