アメリカに渡ってからのジャッキーの映画ってあんまり好きではないのですが、基本的にジャッキーのファンなんで観てしまうんです。
愛する娘をテロによって奪われた復讐物語で、コミカルな面が一切ないシリアスなジャッキーの映画です。娘が殺されたんやからシリアスで当たり前やけどこういうジャッキーは珍しい。さらにテロの実行犯の名前と居場所を知る為に、どんどんダークサイドに落ちていく姿が新鮮でした。
ジャッキーの映画って単純明快でわかりやすい映画が多いのですが、この映画に関してはイギリスと北アイルランドの紛争の歴史や政治的な駆け引きなども複雑に絡み合って、誰が犯人と繋がってるのかわかってもスッキリしなかった。もう少し復讐に重きをおいてほしかった。
ジャッキーのアクションは健在でした。もちろん若い頃のような危険なアクションではないけど、この年であれだけの動きが出来る事に感動しました。
久しぶりにヤングマスターや酔拳のジャッキーを観たくなりました。
