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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのsayoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

カナダの有名画家モード・ルイスの半生を描いた映画。
幸せの形は人それぞれ。
カラフルな絵の具とほっこりとした画、とても可愛い。

心の奥底が優しければ、受け入れるっていう度量の広さが私にはなく、大きな声で威嚇し相手を否定する前半のエベレットがどうしても無理だった。モードもしっかり主張してはいるので、一歩間違えれば…と思うととてもこわい。恐怖が先立ち、心寄り添い合う過程にも乗り遅れてしまった。

素直に素敵なシーンもたくさんあった。
理想を描いているわけではなく、身近にいそうな等身大の2人。
あの環境でないと才能が認められなかったかもしれない。
お互いにかけがえのない存在であることは間違いない。
エンドロールで2人が幸せそうに笑っていた。
夫婦2人が幸せならそれでいい。

2022.51.◯
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