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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのpekoのレビュー・感想・評価

4.0
モード・ルイスの半生の映画というよりも、ゆっくりと関係を築いていく孤独な二人の人間の人生の流れを見ているような映画。
だんだん彩られていく家の中と、むしろ殺風景なカナダの風景が対照的。華美な演出はなく、彼女の世界を見る目と同じような素朴でどこか暖かみのある時間の流れが淡々と描かれているのがよかった。
モードの辛抱強さに驚かされる。

孤独で粗野で自分以外を信用しない不器用なエヴェレット。
イーサンホークがよかった。
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