pekoさんの映画レビュー・感想・評価

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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

キレやすい偏屈オヤジ映画なのに、よい感じにコミカルで温かい映画だった。
オリジナルに比べると、全体が整理され洗練された印象。頑固になってしまったオットーと隣人たちとの経過も自然で、小物の扱いも繊細に描
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

リメイク版「オットー」を観てから視聴。
オーヴェの方が少しキレやすいけれど素直な面が分かりやすい印象。作られすぎてない感じはいいけれど、少し唐突に感じてしまった面も。
車をめぐるやり取りはこちらの方が
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生きる(1952年製作の映画)

4.0

古典的映画でもあり、キリのいい点数で。
英国リメイク版に比べて泥臭い。その分、切実で迫ってくるものがある。世知辛いというか、長い物には巻かれとけ・事勿れ主義の色も濃い。(リメイク版の方が綺麗で上品)
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.6

オリジナル版は未視聴。
「生きる」、「生き切る」とはどういうことか。
友人もなく家族とも隔りのある孤独な老人の最後の生き様。全てができ過ぎのハッピーエンドではないのが現実的でいいのかもしれない。
静か
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーがどうの、という話ではなかった。
過酷という言葉では表せないだろう環境と、それとは対照的に?それ故に?あまりに呆気ないほどの結末。
忘れないためのある種の追悼映画。
(生々しく辛く、点数にす
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

映画としては難なくまとまっている感じ。
相変わらずの容赦なさぶり。街の人たちお助けエピソードが幸せ感アクセントになっていてほっとする。
エージェント時代のチームプレイ編映画も観てみたいと思っていたのに
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.0

2は観ずに3。
おらが町を守るべしなイコライザー。
もはや彼自身がかなりホラーで怖かった。

渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.8

過去の思い出と現在の映像が交差して描かれる。川があった若い頃と今、干上がった土地から浮かんでくる過去との対比。淡々とした流れと乾き切った土地の雰囲気が合っていて、上質で静かな雰囲気がよかった。
故郷を
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テトリス(2023年製作の映画)

3.5

テンポよくサクサク話は進む。
テトリス販売までの裏側にこんなことがあったとは知らず面白かったけれど、折角の面白い話なのに、あまりにも話だけサクサク軽く進みすぎてしまうのがちょっと残念な感じも。もう少し
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くろねこルーシー(2012年製作の映画)

3.0

テレビで視聴。
元々ドラマが先にあるようで?、そちらを観ていた方がいいような感じの作りかも。
ドラマ観ていないので山本耕史さんパートとの繋がりが付け足しのように感じてしまったのと、塚地さんのラストが少
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.2

精神世界の映像表現はチャレンジングで衝撃的だった(グロテスクな映像も多かったけれど)し、最後までハラハラビクビクしながら視聴できたけれど、本質的なサスペンスとしては、謎解きの仕掛けがしょぼ過ぎたこと、>>続きを読む

グリンチ(2018年製作の映画)

3.5

話はシンプルでほのぼの。
クリスマスの村がとても綺麗。
いつでもワンコはとにかく健気。
声がカンバーバッチだと気が付かなかった。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

海辺や夕焼けのシーン、喧嘩した後の会話や出産待合室でのシーンなど、フランクの伝え方が格別。
子供のためと言いながら自分の理想を押し付けている祖母と、姉の苦悩も知るからこそ子供の幸せとは何かを思うフラン
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.2

評価高く期待して観てみたけれど、今の自分にはちょっと合わないのか残念。絵や色もとても綺麗だし、プス達もかわいく動きもいいのだけれど、乱暴で暴力的な登場人物と「バカ」などの言葉が多く聞いていて辛くなる。>>続きを読む

クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

4.0

クリスマスらしさ満載。
子供向けのストーリーではあるけれど、変な作りもなく(登場人物もある意味ステレオタイプで)、素直にチャーミングな映画。
邪気のないシンプルな映画なので、評価もシンプルな点数で。
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コンティニュー(2021年製作の映画)

2.5

なるほどそこで終わるのですね。
グロさが苦手系だった…(ので点低め)。
軽快B級的オール・ユー・ニード・イズ・キルという感じ?
SF要素やストーリーはツッコミようがないほど軽いけど、タイムループアクシ
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.9

中弛みすることなくエンドロールの説明まで、緊張感持ったまま、見応えがあった。
諦めず進んでいくための不屈の精神に脱帽。
良心がある人は自分の良心に従うことを心底では願っていることが希望であり救いだけれ
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眠りの地(2023年製作の映画)

3.4

久しぶりのトミー・リー・ジョーンズ。
最後までテンポよく観られるのがいい。
純粋な法廷ものというよりは、原告のオキーフ夫妻や弁護士ゲイリーの生き方であったり米南部ミシシッピ州の状況が全体に散りばめられ
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

2.0

クリスマス近し、ということで観てみたもの。Theクリスマス定番的ストーリー(とはいえちょっとイージー過ぎる感…)。
公園警備隊がヴィラン側なのは笑えた(案外カッコいい)。

未知への飛行(1964年製作の映画)

4.0

クラシック映画の範疇ということもあり、キリのいい点数で。
キューバ危機や冷戦時代の空気感の中での映画。前半は少しまどろっこしさもあるが、ヘンリーフォンダが出てきてから後半は一気の緊迫感。米ソトップ間の
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

現実逃避で誤魔化せる人もいれば、そこまでしないと人生を歩けない人もいる。
女性3人の生き方も三者三様で面白い。
何か少し物足りなさと削ぎ落とせそうなものがありそうな気もするけれど、俳優陣は皆それぞれが
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

3.6

震災に関係する話でもあり、ヤングケアラーに関する話でもあり、地方における島に関する話でもある。
思っていたよりも全体的にはよかったと思ったが、クライマックスの演出や演技、その後の海に浮かぶホヤのシーン
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OSLO / オスロ(2021年製作の映画)

3.8

1993年のオスロ合意の裏側を描いた映画。
どれくらいフィクションなのかは分からないけれど、諦めずに向かい合う・諦めさせず向かい合わせる、関係者たちの努力や緊張感、人間関係は見応えがあった。
が、20
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

よくできてて楽しい映画!
コンドウの仕事ができすぎる…!
一方、桜井武史には自分にはちょっとイライラしてしまうところが…(同族嫌悪?)
でもとにかく、いろんな濃いめのキャラがバランスよく配置されていて
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

みんな楽しそうにやっていて、こちらも楽しい気持ちになる。そんな映画だった。
天海祐希さんどこにおった?って調べてしまった!

罪の声(2020年製作の映画)

3.5

長さを感じさせることなく、最後までなかなか見応えがあった。関係する人物も多く複雑な中、よくまとめられていたと思う。
原作どおりなのだと思うが、犯人像には少し疑問あり。でも私には分からない時代なのかもし
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.2

ツッコミどころもあるし、社会派サスペンス的な深さとかもないけれど、サスペンスとしては中弛みなくイッキ観のスピード感あり楽しめた(ので+0.2)。(グロいシーンは遠巻きに視聴)
思いのほか人が死んでいく
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大河への道(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。
江戸パートの最後はちょっと感動。
実際にあそこの博物館であの地図を見たことがあるけれど、本当に凄かった!

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

3.8

ハリーポッターを観た人には、懐かしく、大人になってからの子役たちの話や共演者たちの話を聞けて興味深かった。
子供から大人までの10年間の製作期間、共演者たちとの家族のような、強い絆で結ばれた関係性に、
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

見応えはあったが、内容も人もクレイジー。
最後はあれでいいの?殺人罪に嵌めるから一転の結婚生活延長?支配できればいいのか?その辺りは理解できず。警察もFBIも捜査終了とは少しお粗末な気も。
でも、視聴
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テッド(2012年製作の映画)

2.5

ある意味贅沢なおちょくり映画。よくこんなの作ったなあとも思ってしまった(ごめんなさい)。主人公のジョンに魅力を感じられず、テッド目線のストーリーなら寧ろよかったのかなあとか。
ただ、テッドは本当によく
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

地元のギャングを懲らしめる話かと思ったら、もっと壮大だった。
最強すぎる。でもちょっとグロでつらい。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.5

実話モノでストーリーも最初から見えているけれど、ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの張り詰めたような演技は見応えがあった。
おそらくチャーリー自身すら動機などわかっていないのだろうななどと。
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

2.0

サクッと見られると思って選んだのに前半なぜか眠たくなってしまって結局3日がかりで視聴…。(故に点はたぶん低め、ごめんなさい)
自分にはシチュエーションムービー的にもちょっと飽きてしまう感じでした。残念
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告白(2010年製作の映画)

2.5

うーん、原作はイヤミスとして面白いのだろうけど、映画としては散らばってる感だとか映像だとか残念な作り?で、自分にはイマイチでした。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

安定のステイサム不死身感。
ステイサム以外ほぼ全滅。
思っていたより敵がぽっと出感だった。
バーンノーティスの人は分かったけど、アンディガルシアは分からなかった…。
音楽はよかった。

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