「お前のことは見える」
あー、彼らの生活は生活への愛が感じられて、なんでもないシーンにぼろぼろ泣いてしまった。
補い合うってこういうことだなあって。隠すでも直すでもない、もっと本質を見ることで、見えるものは随分と変わるし、そうじゃなきゃ見えないものが沢山あるのかもしれない。
エヴェレットの不器用具合は半端じゃなくて、今の言葉で言うならば、極度のツンデレ。あー、とても好きだなと思った。
イーサンホークの大きな手と大きな身体がかっこよかったし、行き過ぎた不器用でも、この人はきっと彼女を守り続けるんだなあって、思った。
イーサン・ホークが好きなんだ… 最近の彼の、ちょっとガサついた低い声もとても好きなんだ…
ラストに本人の映像が映って、またうわあっと涙がでてしまった。
素敵な笑顔だった。
サリーホーキンスの笑い方もとても良かった。なんとも言えないよね。上手いなあ。凄いなあ。
音楽が素敵だった。
時々視野から人の頭がすっと消えて、劇場に自分1人みたいな感覚になることがあるのだれけど、この映画のいくつかのシーンが、そうだった。
