キングボブ

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのキングボブのレビュー・感想・評価

4.4
サリー・ホーキンスとイーサン・ホークが凄い。
最初の展開はハラハラしてしまったが、それも無骨で不器用なエベレットと、リウマチという病気を抱えながら孤独に生きるモードを演じた2人の凄さなのだと思う。

口数も少なく、全体的に淡々と描かれているが、絵を通じて2人の距離が少しずつ近づいていく様子が非常に心地いい。
終わってみれば、非常にロマンチックなラブストーリーであったことに気づく。

本当の幸せとは何かを考えさせられる、地味だけどとても素敵な作品であった。
キングボブ

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