デトロイトのKのレビュー・感想・評価

事件描写は予告で観ていたとおりの緊迫感、臨場感、恐怖。
理不尽な暴力が恐ろしい。

で、この事件自体が確かに凄く恐ろしいのだけど、個人的にまた違う意味でゾッとしたのが、この後の裁判。
そういう世の中だ、そういう時代なのだと。
この裁判シーンで泣いたわ……。

最悪な事実だけど、知っておきたい、忘れてはならない出来事。

期待してたウィル・ポールターは最悪の役を迫真の演技で演じていました。マジで最低最悪のクソ野郎。昔から本当に上手い。だから余計に胸クソ悪い。
他のキャストも皆がかなりの好演。