街角のアレン

デトロイトの街角のアレンのレビュー・感想・評価

デトロイト(2017年製作の映画)
3.6
ウィル・ポールターの顔を見るとアメリカを感じるの僕だけでしょうか。
あの”ミッドセンチュリー広告顔“とでも名付けたくなるようなビンテージ感、しびれます。
この映画にダークな衝撃を受けて終わるのではなく、じぶんはどうなのか問うことこそが大事。
人種だけでなく、あらゆる差別感情、ウィル・ポールターのあの目つきは、ふとした隙に誰しもが簡単に持ち得るのだと。
しかし、とんでもなくひどい世界にハンナ・マリーがぽつんと迷い込んでいるのを発見し、今こそゴッド・ヘルプ・ザ・ガール!と思った。