韓国映画らしい。
そこまでやるか…の救いのないえげつなさ。
人間の弱さがなし得る、
人間の強さがなし得る、
そんなストーリー。
韓国映画は、国の腐敗とか、役人の権力とか、金とか、弱みとか…そのためには平気で人殺すとか、残忍極まりないですが、それはそれでもう、韓国映画のストーリーを面白くする上では必要悪のようなw
ある日鍋の具になってしまった、
警察の周りにいた白い野良犬。
きっと、ソンヒョンジュ演じる普通の警察官のカン刑事は、その姿を自分と重ねたのかも…。
最初は嫌いで吠えて吠えてしていたのに、
なつけばそれはそれで気持ちよく、
けれどなのに最後は鍋の具に…。
毎回映画やドラマを観てて思いますが、
韓国人は犬に対して本当にエグい。
価値観や文化が日本とは違うとは言え…。
アイリスのチャンヒョクがあまりにもカッコよ過ぎたのでずっと好きですが、
ここでも冷酷な役とは言え、素敵でしたね。