時間回廊の殺人のしんたのレビュー・感想・評価

行方不明者が続出する家。その家の正体とは一体何なのか。
力技で見せつける韓国映画の傑作である。
あちこちに張り巡らされた伏線の数々は実に用意周到である。
職人技とはまさにこの事だろう。
脚本が、演出が一体となって観客を圧倒し、クライマックスでは全てを飲み込んでくる。
この映画は観客の「何故？」に上手く答えてくれている。映画職人が作り出した繊細な技巧が光る傑作と言っても過言ではないだろう。