ゆき

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のゆきのレビュー・感想・評価

4.1
話の途中

見事に嚙み合わない会話。もう癖になる。
“全て”メモを取る3兄弟に、あっけらかんと映画をみた話をする父親。
次々と飛び交うワードは何度も繰り返される。
いちいちツボにハマってしまうチグハグさ。
透明感あるイライザの作品にギャップがありすぎる。
不細工な会話を断ち切るようなシーンの変わり目も、ダニーに寄るカットも印象的。山場はないのに全く飽きない。
何だろう、この愛すべき家族は。

***
長年の確執を抱えた3人兄弟。彫刻家の父を慕う子供たちは、それぞれの愛情表現で絆を確かめあう。
ゆき

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