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色即ぜねれいしょんのKのレビュー・感想・評価

色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)
3.4
法然コール。ボブディラン。深夜ラジオ青春ミッドナイトアワー。「悩めるってことは自由の証だよ」。思春期を過度に描くわけではなく、反抗期や友情にまつわる事件を無理に起こすでもなく、ほどほどが行き渡る。かといってリアル寄りのささやか系かというとそうではない。特に岸田繁さん峯田和伸さんの只者ではない存在感は非常に目立つ。高校生から見れば大人に見える大人像。キャラクターからも作品からも伝わる“優しく見守る雰囲気”が良かった。ちょい役の安藤サクラさんがレア。
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