ヘビメタおやじ

シェイプ・オブ・ウォーターのヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

3.5
1896本目。こういう異種共感系の作品のストーリーは、「E.T.」の亜流になるという宿命を背負っていると思います。出会う、惹かれ合う、公的機関の対象になる、逃がすというパターンです。それにしても、これだけのファンタジーにあのラブシーンは過激過ぎると思い、ちょっと引きました。しかし、彼女の思いを表して説得力をもたせるには必要なのかもしれないと見終わって思いました。そして、なによりも時代設定とそれに伴う映像が素晴らしいです。見当違いかもしれませんが、「アメリ」を思い出しました。ラストはちょっとモヤモヤしました。こう終わらせるなら、あの過激な映像よりもソフトな描写でよかったのでは、と思ってしまいました。