すー

シェイプ・オブ・ウォーターのすーのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

メモ:音楽や小物がとても可愛い。ファンタジー。全体的な色使いがこの世界観を作るのに大切な役割を果たしている。全体的に暗く、グリーン。

異種間の愛…。
中年の女性と半魚人。
この辺の感覚は敢えてだろうし、製作者の意図するところだろう。
これが。例えば。若い女性と狼男なら全く印象違う映画になるし。そうだった場合今私が感じているこの心地よく不思議な余韻は得られなかったと思う。
若い男性と人魚、でもダメ。この映画は、中年の女性と半魚人のラブロマンスだから意味があるのだ。

うーん。評価は難しい、、、好き嫌いで言ったら好きだけど。えー、スコアどうしよう。笑
ガチガチに感情移入できるとは言えないし。過度に痛そうなシーンとか、夫婦のベッドシーンとか、それ必要だったのかな?とか思うところはある。猫と暮らしてる私には目を覆いたくなるシーンがあるし…。

でも、ラストの水中のシーンは文句なしで美しかった。
透き通ってるわけじゃないのがいい。暗くてなんとなくグリーン。
部屋を水で満たすシーンのちょうどいいファンタジー感も好みだった。そこもなんとなく暗くて、グリーン。
二人の間にあるのは愛としか表現しようがなくて、言葉とか、文化とか、周りからどう見えるかとか、種族とかは本当に大事なものじゃなくてってことだよね。だって半魚人だもの。
すー

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