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シェイプ・オブ・ウォーターのmaricaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大人のおとぎ話。デルトロ監督の頭の中がそのまま映像化されているというか、ずっと夢の中にいるような間隔の映画だった。ラストはなるほどね〜という感じ。イライザの傷はそのために存在したのだ。「複雑で美しいものを殺したくない」、「嘘をつけるのは亭主だけ」等、いいなぁと思う台詞もたくさん出て来た。フルーツパイショップの店員のお兄さんは、ちょうど昨日読んでいた『被差別の食卓』という本にも出ていた「人当たりのいい白人のアメリカン(しかしド級の差別主義者)」だったのでめっちゃタイムリーだった。言葉はいらない、目を見れば分かる。生まれてから唯一変わらないのは目だけなんだ。
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