こんなに、自分の好きなものを作れたら、幸せだろうなあと思う。
映画館の上にある家なんて素敵すぎませんか、隣人が画家なんて素敵すぎませんか、街中とか研究施設とかバスさえ好きだった。すごく素敵だった。
とても少ない登場人物と、家、バス、研究施設の往復、とても慎ましい映画だったなあ。とても好きだなあ。
とても好きだし、完璧なストーリーだったけど、もう少し予想外が欲しかったかもしれない、なんて。我儘すぎるかな。
昨日見た「君の名前で僕を呼んで」でも思ったけど、きっと、「違い」というものを危惧する時代は終わったんだなあと。性別も人種も年齢も、生き物の違いも、もうなんでもいいんですね。とても素敵な世界だ。
愛の形なんて水みたいなものだ、どんな風にでも形どれるし、無形にでもなれる。一滴と一滴を合わせても一滴。この映画の緑がすごく好きだ〜。
