あさ

ブルックリンの片隅でのあさのレビュー・感想・評価

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)
4.6
最初と最後の花火の見え方がまるで違う。

確かに大々的にシネマで放映できる映画じゃないけどすごい良かった。言葉数も少なく、行動パターンも繰り返しなのに心の変化が伝わってくる。自然とクラブであの人を目で追ってしまったり、そういう動作が言葉を不必要なものにしている カメラワーク良い。

お父さんの死、からの話の展開から何もかもがうまい。花火は散るもの、何故か最後は追悼にも見えて海辺で沈んだ彼の最後が不安になる。最後のぷつんはこれ以上の表現がない。ドランさんインスタに載せてたんだね。納得。
あさ

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