今年195本目。
一世を風靡したアナ雪の続編。
平穏を取り戻したエルサとアナの姉妹、本作ではエルサの持つ雪を操る力のルーツを辿る旅を描く。
前作も楽曲、映像は良かったものの、話はかなり粗があったが、本作も同様で話の粗が多い…寧ろ更に粗くなっている。
特にアナとエルサの関係性は詳細に描く割にクリストフとアナの恋愛模様が雑なのは前作同様。
しかも今回は結婚を申し込むという大きなイベントを迎えたにも関わらず、中盤からフェードアウトして、ラストにアッサリ結論に至るので納得感が余りない。
あと、この事件が主要人物…というかエルサに起因ってのも何かモヤモヤする。
音楽もInto the unknownも良い曲ではあるが、Let It Goには及ばない印象。
(Into the unknownについてはスタッフロールで流れるEDバージョンの方が好き)
前作がある意味、楽曲でお釣りを生んでいた部分があったが、本作はそこまでの火力は無かった。
あとは、これまた前作同様なんだけど、オラフがやっぱり受け付けられない…。
アイツが繰り出すボケがどうしても冗談で片付けられない域に感じてしまい、笑えず、寧ろイラッとしてしまうのだが…。