タカナリ

バッド・ウェイヴのタカナリのレビュー・感想・評価

バッド・ウェイヴ(2017年製作の映画)
3.3
探偵業を営むスティーブは、ドラッグの売人と揉めてしまい、事態を収拾するために売人の要求に従う事になる。

ブルース・ウィリスは主演なので、最初から最後まで出演しています。(最近の作品だと出演はしてもあまり出ていない事が多い)共演で「アクアマン」のジェイソン・モモア。この2人が出るってだけで非常に魅力的です。

アクションが出来る2人が出演してはいますが、話自体は割とコメディです。
子供に対して真面目に人生論を説くブルース・ウィリスから始まり、全裸スケボーに女装、卑猥な落書きを絶賛したり、何よりも愛犬を大事にしたりと、ツッコミ所満載です。
犬大事にするのとか「ジョン・ウィック」意識したんですかね。

面白かったのが、スティーブに舞い込む様々な問題。
落書き犯人の特定や借金の返済、街の悪人との麻薬取引などなど、複雑かつ面倒な問題ばかりです。こういう問題が入り交じった上、なかなか解決出来なかったり、新たな問題が生まれていく様が面白かったですね。
ジジイ2人で武器持って乗り込むとことか最高でした。

ただ、スティーブの弟子であるジョンが非常に邪魔。全体的に必要性を感じませんでしたし、自分を良く見せているナレーションが嫌。
あとラストの件は絶対にいらない。あれのせいですごいスッキリしませんでした。気持ち良く終われると思ったのに。
捕まるなよ。

コメディも悪くはなかったんですか、どうせだったらアクションをもう少し見たかったです。