○感想
初めて一人でIMAXを利用した。
成功物語に興奮し、成功後の葛藤になぜか少し共感し、最後のライブエイドに涙が出そうになった。(映画とかドラマで泣くことはほぼないです。久しぶりにドラマ『プロポーズ大作戦』を観たとき、初めてうるっときてしまったくらい。)
もう一回観たい。
サントラも購入してしまった。
予告動画が完成されすぎてて、当時何回も観てしまった。。。今でもたまに観ちゃう。
https://youtu.be/yryClU1oXBk
ブライアンの「おまえには俺たちが必要だ。おまえが思ってる以上に」というセリフが良い。自分が相手にとって必要だ、なんてなかなか言えない。自分には君が必要だ、のほうが多いと思う。
ブライアンは冷静に人のこと自分のことを見てるんだろうな。
○印象的な言葉
・メアリー「新しいバンド名は“クイーン”?」
フレディ「女王陛下さ。規格外だろ。俺より規格外のヤツなんていないからね」
・ブライアン「派手な服だな、フレディ」
フレディ「印象づけなきゃな」
ブライアン「イカれるトカゲって感じだ」
・ジョン・リード「クイーンと他のロックスターになりたがる奴らとの違いを教えてくれないか?」
フレディ「説明しましょう。俺たちははぐれ者。そして世のはぐれ者たちのために演奏する。部屋の隅にいるような見捨てられた者たちのために。どこにも居場所のない者たちの味方です」
・メアリー「多くの人の前で歌うってどんな感じ?」
フレディ「みんなが曲を聞いて、楽しんでいる。外そうとしてもキーは外せない。このために生まれてきたと感じる。怖いものはなにもない。そんな気持ちになるのは、他には君といるときだけだ」
・ロジャー「ガリレオっていったい誰だ?」
・レイ・フォスター「永遠に続くみたいだ。6分もありやがる!」
フレディ「6分が永遠に感じるなんて、あんたの奥さんに同情するよ」
・フレディ「僕はバイセクシュアルだと思う」
メアリー「フレディ、あなたはゲイよ」
・メアリー「私にどうして欲しいの、フレディ?」
フレディ「ほとんどすべてだ。僕と生きて欲しい」
メアリー「どうして?」
フレディ「互いを信じ合ってるからだ。それがすべてだ。僕たちにとって」
・フレディ「客たちは友だちじゃない。ぜんぜん違う。ただの気晴らしさ」
ジム・ハットン「何をまぎらわせてるんだ?」
フレディ「空白の時間かな。我慢できないんだ。追い払ったと思った闇が忍び戻ってくる」
派手なパーティを開いたフレディ。
・ブライアン「観客も参加できる曲を作りたいんだ。こういうのはどうだろう?」
ブライアン「想像してくれ。何千人もの人間が、みんなでこれをするんだ」
(「ウィー・ウィル・ロック・ユー」の誕生秘話)
・フレディ「君たちには家族がいる。子どもたちも、奥さんも。俺には何がある?」
ジョン「400万ドルがある。家族を買えるだろうよ」
・ブライアン「おまえには俺たちが必要だ。おまえが思ってる以上に」
・フレディ「怖いんだよ」
メアリー「怖がる必要なんてない。あなたは愛されてる。私に、ブライアンに、ロジャーに、ジョンに。あなたの家族よ。それで十分でしょ。あの人たちはあなたのことを考えてない。ポールもあなたのことなんて考えてない。ここはあなたの居場所じゃないわ。家に戻って」
・フレディ「母船に戻りたいんだ」
ジム・ビーチ「みんなは君と関わりたくないだろう。まだ怒り狂ってる」
フレディ「君が頼んでくれたら、僕と会ってくれる。話したいと伝えてくれ。ただ話したいと。俺たちは家族だ。家族ってもんはケンカするもんだ。四六時中」
・フレディ「ミュンヘンでミュージシャンを雇い、すべきことを伝えた。でも問題があった。みんな言いなりなんだ。ロジャーからの反論もない。ブライアンの書き直しもない。ジョンの不満気な表情もない。君たちが必要なんだ。君たちにも僕が必要だ」
・フレディ「騒ぎ立てたり心配したりしないでくれ。何より最悪なのは同情して俺を退屈にすることだ。そんなのただの時間の無駄だ。時間は音楽を生み出すことに使うんだ。俺が残された時間でやりたいことだ。俺にはなにかの犠牲者になる時間なんてない。エイズのポスターになったりとか、教訓話に使われたりする時間なんてない。俺が何者かは自分で決める。生まれつきのパフォーマーだ。人々が求めるものを与えるんだ。天国を味わわせるのさ。それが、フレディ・ファッキン・マーキューリーだ」
・ロジャー「おまえは伝説の存在だよ、フレッド」
フレディ「まったくそのとおりさ。俺は伝説だ。俺たちみんな伝説の存在さ」
・フレディ「ウェンブリー・スタジアムの屋根に穴を空けてやろうぜ」
ジョン「ウェンブリーには屋根はない」
フレディ「そうか」
ブライアン「ジョンが正しい。屋根はない」
フレディ「それなら空に穴を空けてやろう」
・フレディ「なんだ。もっとうまく歌えるだろうって?誰もが批評家気取りだ…」
・フレディ「いったいロンドンに何人のジム・ハットンがいると思ってるんだ?」
ジム「簡単に見つけてもらいたくなくてね」
・フレディ「善き思い、善き言葉、善き行い。パパが僕に教えてくれたことだ」